スーパーの試食コーナーの販売員は具体的にはどんな仕事なのですか?

2021年3月29日 投稿者: 編集部 オフ

スーパーの試食コーナーでウインナーなどを販売する女性たち。よく見かける光景ですが、彼女たちは「マネキン」と呼ばれる販売員です。ただ試食を勧めるだけの仕事のようですが奥が深く、楽しい仕事でしょう。

具体的な業務内容

販売員の仕事をするには事務所への登録をするのが一般的です。その後面談と登録証を記入して研修に入ります。研修では声の大きさをチェックされたり、事務所の人と実際の接客を想定して練習することもあります。事務所の担当者のOKが出て研修が終わればスーパーマーケットでの勤務です。スーパーでの勤務は一人で指定されたスーパーへ行きます。場所は大小様々な店舗になり勤務地は毎回違うこともあります。まずそのスーパーの担当者に挨拶をして、準備してから売り場に立ちます。売り場ではお客さんに向けて試食をしてもらい商品を勧めます。一般的に知られている部分ですが、スーパーには様々な買い物客が来るのでそのお客さんに合わせた声のかけ方が必要になります。単独で現場に行くので勤務状況の報告が必要になります。現場に着いたときや休憩時、勤務終了時などに報告書を作成します。

勤務時間と給与

勤務時間は8時間(休憩時間1時間)が一般的で、時給は都内では高めの1000円~1500円と高給与も期待出来ます。クリスマスや年末年始の繁忙期はさらに高い給与が期待出来ます。また、勤務は一日からでもOKなので家事や学校の空き時間に勤務することも出来ます。

やって良かったこと

この仕事で身につけられるのは一番に営業力でしょう。家族連れやカップルまで様々な客層が訪れるので、家族連れには「お子さんのお弁当のおかずに」カップルには「宅飲みのおつまみに」と売るときの掛け声を変える必要があります。また、お客さんのタイプもさまざまなのでその人に合わせた接客や商品を買わずに絡んでくる客の交わし方などが上手くなる人もいるようです。また、同じスーパーで勤務していると常連さんを作ることも出来ます。

注意しなければならないこと

>衛生管理が大事になります。食品を扱うため、食中毒には細心の注意を払わなければなりません。また、子供がコーナーに来て調理してる鉄板に触れないように配慮したり口にしたときに火傷をしないように注意しなければなりません。また、子供が食べたがってもアレルギー持ちの可能性があるので親御さんの許可を取りましょう。